素晴らしき京都の旅 第一弾は「光悦寺」を紹介します。
江戸初期の文化人であった 本阿弥光悦が1615年(元和1)に徳川家康から与えられた
この地に草庵を結び、 法華題目堂を建てたのが起こりだそうで
光悦の死後はお寺(日蓮宗)となりました。
境内には大虚庵、三巴亭、了寂軒、徳友庵、本阿弥庵、騎牛庵、自得庵と
7つの茶室があります。
竹を斜めに組んだこの垣根は「光悦垣」と呼ばれるそうです。
秋になると多くの観光客が訪れます。
この景色からするとこれから綺麗な色になるでしょうね~
屋根と緑が一体化してるような・・・
ここ「本阿弥庵」は井上雄彦原作の漫画「バガボンド」で宮本武蔵が少しの間
本阿弥光悦にお世話になるところで、戦うずっと前の佐々木小次郎と出会う
場面で使われています。 たぶんその場面はフィクションかもしれませんが、
そうだったかも・・・と考えるとちょっと神秘的です。
本阿弥光悦 とは・・・
京都で刀剣の鑑定、とぎなどを家業とする本阿弥家の出身。
寛永三筆の一人とされ、書や蒔絵、陶芸に独自の芸境を展開され、
角倉素庵らと優美な嵯峨本を出版した 桃山・江戸初期の偉大な芸術家の一人です。
------------------------------------------------------------------
光悦寺 (こうえつじ)
住所北区鷹峯光悦町29
電話番号075-491-1399
市バス 源光庵前下車 徒歩約3分
8:00~17:00
大人300円